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読むべき本を教えてくれる!本選びの参考になった書評ブログ5選

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 私は学生時代から本が好きでたくさんの本を読んできました。書店に行って次にどの本を読むか悩む瞬間は楽しいものですが、所詮学生なので本は1ヶ月に5冊程度しか買えませんでした。どうせ買うなら自分のためになる、おもしろい本を買いたいものです。そんなときに役立つのが先人達の経験、つまり書評ブログです。

 書評ブログは星の数ほどありますが、いい加減なことを書いているものが大半です。一部のサイトでは本の表紙と目次、前書きに書いてあることをまとめただけのものも少なくありません。せっかくの時間とお金を使って本を読むのに、こんないい加減なものを参考にはできません。

 そこで私がこれまでの経験の中で本当に参考になった書評ブログを紹介しようと思います。それぞれ強みとか得意なジャンルが異なると思うので、5個の書評ブログをそれぞれがなぜオススメできるのかという理由とともに紹介したいと思います。

【本のソムリエ流】一日一冊「今日の名言」に学ぶ

ameblo.jp

 2002年からサイトを運営されていて、圧倒的な書評の量が最も大きな特長です。私がこれを書いている段階で既に4500冊以上の書評を書いておられます。そのジャンルも非常に多岐に渡り、ジャンル別に整理されているのでサイトを閲覧しているだけで楽しいです。

 またメルマガを運営されていて、1日1冊の本の紹介メルマガが送られて来ます。メールを読むのは簡単なのですが、サイトの運営者の方は毎日1冊を読んでいるわけでどうやったらそんなに本を読めるのか…と思えてしまいます。笑

 

 ただ文学というよりはビジネス書や知的好奇心を満たすような書籍に重きを置かれている感じがします。ですのでこのあたりの本がお好きな方にはベストマッチなサイトになると思います。

 あと本の紹介が少し簡潔な気がします。一度読んだ本などで見返してみると、過不足のない素晴らしい説明になっているのですが、初見の方向けだともう少し詳しく書評を書いてあっても良いのかな〜という気もします。このあたりは相性でしょうか。

 

 と少しネガティブなことも書いた方が良いのかなって思ってちょっと欠点っぽいことも書いてみましたが、最高にオススメできる書評サイトです。もしまだこのサイトをご存知でない場合はすぐにブックマークされることをおすすめします。

 

通勤時間の本は何にする?

 通勤時間を使って読める本をコンセプトに紹介されています。通勤時間を使ってというワードから想像される、ビジネス書や自己啓発の本に偏っているということは決して無く、むしろ満遍なく全ジャンルをカバーされています。

 サイトに飛ばれて見てみるとわかると思うのですが、タイトルを見るだけで読みたくなるような書籍が並んでいます。お仕事をされている方向けを意識されているのか、読むだけで見識が広がるような本が主になっています。

 

 少し気になる点としては、書評というよりも本のまとめが中心になっています。というかサイトには書評ブログとは書かれていなくて、私が勝手に書評ブログを紹介する記事で紹介しているだけなので気になる点と書くのが失礼なのですが。書評という私見ではなくどんな本なのかを詳しく知りたい人には最適なサイトだと思います。

 それとこれはこのサイトのコンセプトなのですが、通勤時間に読める本ということで読みやすい本が中心に紹介されているので、深みのある本を読みたい方にはあまり向かないかもしれません。

 とはいえ、書評ブログでもないのにここで紹介するくらいには参考になったサイトです。サラリーマンの方でなくとも、大学生などにも是非参考にして欲しいサイトになっています。

 

おひまつぶしの読書日記

 非常に魅力的な本の紹介をされるブログです。他の多くの書評ブログが短文で淡々と本の紹介をされるのに対して、このブログの管理人さんが書かれる書評には惹き込まれる力を感じます。本の簡単なあらすじを紹介しながら、自分の読んだ感想や良かったところなどを書いておられるのですが、そのバランスが素晴らしいです。読んだ本に対しての愛情がとても感じられる紹介がされていて、ついついその本を手にとってみようかなという魔力を感じます。この方の文章を読んで惹かれない本は後回しにしても良いのではないでしょうか。笑

 

 

 2, 3日に1冊のペースで更新もされているのですが、カテゴライズが少し甘い気がするので、時間のある時にどんどん遡って見ていくと、良いと思います。最初からこんなジャンルの本で面白い本とか読んでおいた方が良い本はないかな〜というような形で書評ブログを使われる方にはあまりオススメできない気がします。

 

GWのオススメビジネス書

 この方のサイトの特長はオススメのページと、その内容を紹介されている点です。書評ブログを書くためなのかはわからないですが、ノートにまとめながら本を丁寧に読まれているんだろうというのが見えてきます。

 レビューが書かれている本も既に400冊を超えていて、ボリュームも申し分ありません。本をカテゴリ別に分けて整理されているので、ジャンルから本を探すのにも使えると思います。また各ジャンルごとにオススメ3選の本が紹介されているので、そのジャンルに手を伸ばしてみたいけど、まだ全く読んだことが無くてどこから手をつけていいかわからないという方には参考になると思います。

 

 個人様のブログなのでサイトのデザインなどは大手サイトに比べると見劣りしますが、内容的にはこれからの更なる発展が期待されるサイトです。

 

無期懲役囚、美達大和のブックレビュー

 最後にこのブログを紹介させていただきます。このブログは2件の殺人を犯して服役中の囚人の方が独房内で読んだ本の書評を書いておられる異色のブログです。 このブログの最大の特長は、刑務所内で読める本を中心に書かれているからか、教養の深まる本をメインに紹介されていることです。

 どのような方にその本を読んで欲しいかを、その理由とともにまとめておられます。少し堅い書き方でまとめておられますが、対象としている本は学生から年配の方までだと思います。書評もなかなかのボリュームがあります。

 

 今のところまだ登録されている本の数があまり多くないので、これから増えていくことに期待していつも見ています。

 

まとめ

 書評ブログは本を選ぶ時に非常に参考になるものです。既に読まれた方がその本の感想とオススメする理由を書いてあるので、読書に掛けられる時間とお金が限られている人達にとって心強い味方となるわけです。

 ただその書評ブログの質もピンきりなので、私がこれまでに色々な書評ブログを見てきた中で参考になったものをまとめてみました。この情報が本を愛する皆様のお役に少しでも立ったなら嬉しいです。