人生を楽に生きるには”レバレッジ”を活かせ
人生を出来るだけ楽に生きていくにはどうすればいいだろう。その答えの1つを提示する記事にしたいのですが、、最後までとりあえず読むと人生を少し楽に生きられるかもしれませんよ。
人生をイージーに生きたい。誰もが一度は考えることだと思います。宝くじで一発当てる?競馬の方が当たる確率は高い?いやいやホワイトな公務員で過ごすのが実は一番楽?
思うように人生が動くことなど少なく、多くの人が日々不満を言いながらも人生を生き抜いているのが現状ではないでしょうか。
結局のところ人生を楽に生きるにはどうすれば良いか。美人な人はそうでない人に比べて人生がイージーモードに見えます。頭の良い人はいい大学に入ってホワイトな会社に就職していく気がします。会話がうまい人は上司に可愛がられて早く出世の階段を上がっていく気がします。
このあたりはある程度、生まれ持った才能が関係していて、なかなか美人・イケメンにはなれないし、会話もうまくなれません。
そんな凡人がいかに楽な人生を歩んでいくか…その答えはいかにレバレッジを効かせて生きていくかだと思うのです。ちなみにこの記事を読むこともレバレッジを効かせることになる…と思います。(人生を楽にするヒントが入っているという意味です笑)
レバレッジはFXの世界だけの話ではない
レバレッジと言えばFXを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ご存知でない方に超簡単な説明をしておくと、レバレッジというのは少ない証拠金を糧にして、何倍何十倍もの金額の取引をすることを言います。即ち、10万円の資金しか無くても、10倍のレバレッジが許可されていれば、100万円分の取引を行うことができます。
これがFXで言うところのレバレッジですが、レバレッジという言葉はleverageという英語から来ていて、これは日本語では”テコの原理”の意味です。小さい力で大きなものを動かすという意味からFXでも使われるようになりました。
日常生活においてもレバレッジを意識するべきだというのが人生を楽に生きる秘訣です。努力のレバレッジとは何かを例を挙げて説明します。
電車で都会へ出る場合を考えます。普段なら普通に切符を買って電車に乗って行くところです。ところが駅から1分ほど歩いたところに金券ショップがあるとすると、そこへ往復数分の時間をかけていくだけで数十円のお金が浮いたりします。これは時給に換算すると2000円近くになったりもします。
一見すると数分余分な労力が使われているようですが、実際にはすごく効率の良い労働をしていると見ることもできます。即ちある労働をする時にそこからいかに効率よくリターンを得るかということが努力のレバレッジということができます。
この例をとって言うと、何回も同じ駅を使う機会があるなら、金券ショップに行く時に何枚も格安切符を買っておくことで更に効率よくリターンを得られます。
レバレッジには種類がある
上の例でいくとレバレッジとは”金券ショップがあることを知っている”という知識と、”そこへ行くほうが結果的に得をする”という思考の2つによって、”金券ショップまで往復する”という労働から効率良くリターンを得ることだということでした。
実は人生を楽に生きるためのレバレッジには2種類あります。
1つめが”頭脳のレバレッジ”。
2つめが”時間のレバレッジ”です。
”頭脳のレバレッジ”がリターンを最大化する最強の手段
頭脳のレバレッジとは頭を使ってできるだけ効率よくリターンを得る方法のことです。例としては駐車場のマッチングサービスがあります。今となっては駐車場の空き状況をネットで調べて予約したりするのは当たり前のこととなりましたが、かつてはそのような駐車場の空き状況を知る方法は存在しませんでした。
そこである方が駐車場の空き状況を示して、そこから予約できるサイトを作りました。駐車場側からはそのサイトを通じて予約が入った場合にマージンをもらう仕組みにして大金持ちになられたそうです。
ですがその方が実際にやったことは、駐車場のオーナーと話して、そのサイトに情報掲載する契約をとったことと、そのようなサイトを作っただけです。それだけで何億というお金が入ったのです。
このように頭をちょっとヒネることによって、ちょっとした努力によって最高の結果が得られたわけです。
ちなみにこのような具体例は以下の本にたくさん載っています。たくさんの実例が紹介されていて、自分でこのような頭脳のレバレッジを試してみたいという人には最高の本だと思います。
結局「仕組み」を作った人が勝っている新版 [ 荒濱一 ] |
この本を読めば、頭を使うことによっていかに自分の努力から効率の良いリターンが得られるか、即ちいかに人生が楽に生きられるかということがわかるかと思います。それほどに頭脳のレバレッジというのは偉大なものなのです。
凡人が”頭脳のレバレッジ”を最大に効かせる方法とは
たまに天才的なセンスを持った人がいて、頭脳のレバレッジをバシバシ効かせてお金を稼いでいるひとがいます。ですがそのような人間に全員がなれないから苦労するわけです。凡人が頭脳のレバレッジを効かせて最小限の努力で最大のリターンを得る方法は何か。
その答えが次の本の中にあります。
イシューからはじめよ [ 安宅和人 ] |
一時すごく話題になった本なのでご存知の方も多いかもしれません。ヤフーのCOOである安宅さんが書かれた本で、いかに効率的に労力を使うかが書かれています。
この本の内容は大変深いですし、自分の経験も混ぜて意見を述べると非常に長くなってしまうので、ここではその内容は割愛します。興味のある方は是非に読んで見てください。
みんなが持っているのに気づかない”時間のレバレッジ”
頭脳のレバレッジの他にも誰もが持っているのに誰も気づかない、レバレッジがあります。それが”時間のレバレッジ”です。
いわゆる株式投資を例にあげるとわかりやすいと思います。株式は投資対象として安定した人気がありますが、その理由に株価は長期的な目線で見れば上がり続けているというものがあります。安定した企業の株は買っておけば、四半世紀単位で見ればどんどん上がっていく傾向にありますので、結果的に資産さえあればどんどん財産が増えていくということになります。
株は大げさでわかりにくいものになりますが、シンプルに捉えると資産さえあれば長い目で見た時にお金が入ってくる仕組みが存在するのです。となると大切なのは資産を作ることになります。ですが、これは割と誰でもできることなのです。若いうちの何年かは贅沢をせずに過ごし、少しでもバイトなどで余剰なお金を稼いでお金を貯めるのです。これを資産とすれば財産を増やすことができます。
この考え方をより詳しく知りたい方は次の本に詳しく書いてあります。
今こそ「お金の教養」を身につけなさい [ 菅下清広 ] |
とここまでは割と普通の話です。お金を貯めるのは簡単そうに見えて難しいものです。無駄遣いをしていてお金が無い人には掛ける言葉も無いですが、実際に努力しても貧困から抜け出せない壁というものは存在します。
そういう人が資産を築くのは簡単ではありません。ですが資産はお金だけではありません。今まであなたが取り組んできた、あなただけがやってきたオリジナルなものは全て資産になるのです。
例えば誰よりも化粧を頑張ってきたとか、肉体を鍛えてきたとか、そういうのはあなた独自のもので他の人とは違う資産なのです。そしてそういう資産は築くの時間がかかるものなのです。
資産とはあなたが持っている他人とは異なるもの全てなのです。
これをいかに自分が楽に生きるように使えるか…これは頭脳のレバレッジですね。
自分の持っているオリジナリティこそがあなた独自の資産で、それを活かして人生を生きる労働を頭脳のレバレッジを用いて最適化し、さらに時間のレバレッジを用いてその資産をさらに大きくすることこそが人生を楽に生きる秘訣です。
いかがでしたでしょうか。
近頃自分が考えていることを文章にしようとしたのですが、なかなか思うように書けないものです。
少しずつ文章を改良していきたいと思います。